オルソケラトロジー
近視および近視性乱視の角膜に
特殊なデザインの
ハードコンタクトレンズを
就寝時に装用することで、角膜形状を
変化させて近視を矯正する治療です。
コンタクトレンズで変化したv角膜形状は一定時間維持され、
その間の裸眼視力が改善されます。
オルソケラトロジーは
自由診療(保険適応外)となります。
オルソケラトロジーレンズ
の使用方法

01.寝る前にレンズを装用
通常のコンタクトレンズとは違い
就寝時にレンズを装用
02.寝ている間
に矯正
寝ている間に
角膜を矯正して
視力を改善
03.日中は裸眼で「快適生活」
レンズをはずしても角膜形状が
保たれるから、
快適な裸眼生活
\こんな方におすすめです/
メリット
- 軽度~中等度の近視で裸眼視力が
落ちてきた方 - 激しい動きのスポーツや
ウォータースポーツをされる方 - 近視矯正手術に抵抗がある方
- 日中に点眼加療が必要な方
- 生活、お仕事等で裸眼を必要とされる方
- しっかりと睡眠がとれる方
- 定期検査に通える方
- 近視進行抑制効果に期待(小児の場合)
デメリット
- 毎日継続的に装用しないと
効果を得られません。 - 毎日レンズを外した後に洗浄が必要です。
洗浄が不十分だと眼感染症を引き起こすリスクがあります。 - 夜間のハロー・グレア
(光が周りに散って見える現象)
が気になる場合があります。 - 老視が始まる年齢の方は、
近見視力の障害や眼精疲労の原因となることがあります。
他の矯正方法との比較
長所 | 短所 | |
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眼鏡 |
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コンタクトレンズ |
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オルソケラトロジーレンズ |
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レーシック |
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眼鏡 |
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長所 |
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短所 |
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コンタクトレンズ |
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長所 |
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短所 |
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オルソケラトロジーレンズ |
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長所 |
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短所 |
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レーシック |
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長所 |
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短所 |
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※上記は一例です
オルソケラトロジーレンズ
の仕組み
物を鮮明にみるためには網膜に
焦点が合うことが必要です。
しかし、近視の人は焦点が
網膜よりも手前に合っているため
遠くの物がぼやけて見えます。
オーダーメイドのコンタクトレンズが
角膜前面の形状を矯正し、
焦点を網膜上に合わせます。
コンタクトレンズを外した後でも
角膜の形が一定時間維持されるため、
裸眼でも遠くの物が鮮明に
見えるようになります。
オルソケラトロジーは毎日装用を
続けることで効果が持続します。
装用を中断すると角膜は
元の形状に戻ってしまい
裸眼視力も元の状態に戻ります。

装用開始から効果が出るまでの
期間は個人によって異なります。
オルソケラトロジーレンズの処方には
適応検査を受けて頂く必要があります。
検査にて医師が適応外であると
判断した場合は処方できませんので
ご了承ください。
治療の流れ
-
まずは一度
ご相談くださいオルソケラトロジー治療
についてご説明します。
-
適応検査・診察・
装用練習など【予約制】検査後、テストレンズで装用練習、短時間の装用で治療効果を確認し適応可能か判断します。
(初回検査は2時間程度お時間をいただきます。未成年の方は保護者の同意が必要です。)
-
レンズ発注・受け取り
・お試し装用開始患者様に合わせてオーダーメイドで発注します。
納品され次第装用開始とします。(初回装用の翌日に要診察)
-
お試し装用期間検査
装用開始翌日、1週間、3週間で視力等の検査を行って治療効果を確認します。
-
本治療開始・定期検査
お試し装用で問題なければ本治療開始となります。
装用開始後から3ヶ月毎に定期検査を行います。
近視について
日本では2人に1人が
近視と言われています。
先進国において近視は視力障害の
主要な原因であり、近視は主に
小児期に進行します。
また、高度な近視の場合は、視力喪失、
黄斑変性症、網膜剥離、緑内障などの
眼疾患に発展する可能性があります。
近視の進行について
近視は眼球が楕円形に伸び
(眼軸長が伸びる)ピントの位置が
ずれることで
生じる軸性近視のケースが多く(下図)、一度眼軸が伸びてしまうと戻ることがありません。
そのため、眼軸の伸びを抑えることが
近視の進行を抑制するうえで重要です。

オルソケラトロジーによる
近視進行抑制効果が注目されており、
国内外で学童期の近視進行を
有意に抑制すると報告されています。
しかし、中等度を超える近視や
強い乱視がある方は適応外となります。
オルソケラトロジー
費用(税込)
- 初年度費用
- 150,000円
(片眼115,000円)
- 初回検査料
- 5,500円
- 1ヶ月お試しレンズ保証金
(レンズ2枚・ケア用品) - 50,000円
(片眼30,000円)
- 2ヶ月以降本治療代
(両眼レンズ代含む) - 94,500円
(片眼79,500円)
- 2年目以降 定期検査代
- 4,000円/回
- 定期外検査費用
- 1,100円/回
- レンズ更新・紛失・破損
(片眼1枚) - 35,000円/回
※初回セットに含まれている
ケア用品以外は別途必要
※この治療は自由診療です。(保険診療や子ども医療費助成制度は適応されません)
※医療費控除申請の対象にはなります。